今さらGP千葉

2015年6月14日 MTG
今さらGP千葉
GP千葉についての備忘録です。
とは言っても、DNを初めてこの日記を書こうと決めたのが遅すぎて、大した内容を書き記せなさそうだというのが心残り。
結果だけ言うと、初GPにして奇跡のマネーフィニッシュで、人生でも何本かの指に入るほど嬉しかったです。

前日。
地方勢の知人に合流して最後のGPTへ、と意気込んだのは良いものの。
意気込みすぎて寝坊してしまい、ラストチャンストライアルの中でも本当にラストの物にしか出られないことに。
とはいえスタンダードのGPTは人気がなく、集まったのが34人。
17人のGPTが二つ開かれることになりました。
これはほぼ確実に四回戦なので、嬉しい。
このときのデッキはオリジナルの中隊戦士でした。
ところが不戦勝明けの二回戦で。

赤単 ○××

本来相性の良いマッチアップなのに、サイド後2ブンブンは堪えますね……。
そのあと、この日は出店ブースを覗いて終了。

初日。
このときのシールドデッキだけは写真に撮ってありました。
レアは二枚しか入っていませんが、今見返しても良く組めているように感じます。
マナカーブ、ボムクリーチャー、装備品、除去と隙がありません。
唯一後悔したのはメイン《炎の覆い》です。
幸運にも落とし子トークンを出す緑型とのマッチアップが多かったので役に立ちましたが、本来サイドイン要員で問題無く、《補強》があったのだからそちらにすべきでした。
とはいえ1、2、3、4と非常にテンポ良く動け、とても強かったです。
銅の甲殻、急報、装備、幽体の行列と動いた日にはそれだけでゲームに勝てたほどです。
更にマッチアップ自体も運が良く、9回戦中で緑軸多色系以外のデッキとは二度しかぶつかりませんでした。
結果として8-1という好成績で二日目に行けることに。
唯一の負けは、必ず初手に《圧倒する暴走》を引き込む恐るべし緑三色でした。

二日目。
記念すべきGPでのドラフトラウンド初参加。
とはいえ、本当に、真の意味で未経験の舞台でもう何がなんだか……。
かなりのことをやらかしたのを覚えています。
ドラフトカードを流す右左を間違えて注意されたり。
《太陽の槍》をピックしたはずが、隣の《太陽の槍のシカール》を取っていたり。
挙げ句の果てに、デッキ登録用紙の基本土地枠を書き忘れて提出したり。
もう緊張のあまりに何もかもやらかしていましたね。
記憶すら正直曖昧なのですが、覚えている限りでこの日のことを書き記してみます。

ファーストドラフト。
1-1《幽霊議員オルゾヴァ》からスタート。
ワンピックのあまりの制限時間の短さに震えながらピックしていたのを覚えています。
流れとしては白が良く、1パック目は赤も摘んでいました。
ところが《神聖の力線》だの《夜明けの宝冠》だの《モックスオパール》だの、思わず食指が伸びてしまいそうなレアがガンガン流れてきます。
グッと堪えてそれらを流したものの、モックスオパールから金属術に行くかは相当悩みましたね。流しましたが。
2パック目では完全にアーティファクトが枯れ、代わりに黒が流れてきました。
《病に倒れたルサルカ》《骨の粉砕》を拾った辺りで白黒に決め打ち。
なんと終盤には《不眠の晒し台》まであり、卓一であることがわかります。
ところが……続く3パック目、軽い装備品や《急報》《幽体の行列》などのカードが全く取れず。
幸いにも《不眠の晒し台》を二枚回収出来たのですが、どうにも完成度が上がり切らないまま終了してしまいました。
緑多色に勝ち、緑黒トークンに負け、赤黒狂喜に勝ち。
負けは全て《軋み森のしもべ》が処理できず。
逆に他の勝ちは全てライフを適度に削ってからの《不眠の晒し台》連打だったので、デッキ自体は本当に良く回ってくれました。
最後の赤黒相手など、3ゲームで8枚引きましたもの。

セカンドドラフト。
1-1《くぐつ師の徒党》から1-2《炉火のホブゴブリン》と、黒か赤白の両天秤。
結局1パック目では黒が全く来ず、赤白まっしぐらに。
今GP一番の後悔どころが次の2パック目で、とにかく《血まみれ角のミノタウロス》の点数付けを間違いました。
2-3、2-4でこれを取ってしまったのが完全にミスで、本来は除去を取るべき場面でした。最終的にミノタウロスは四枚も集まってしまいます。
この時は《モックスのオパール》が二枚も流れていて、そっちに気を取られすぎた……!
3パック目で《不退転の大天使》《戦誉の天使》が流れてくるという幸運も、取りすぎたミノタウロスによって歪んでしまったマナカーブのせいで活かせず。
除去が無い、なんとも言えない赤白二段攻撃になってしまいました。
とはいえブン回りさえすれば他の追随を許さぬ攻撃力のデッキ。
3-0が無理なのは分かっていましたが、ここで何とか好成績を取りたい!

青緑移植 ××

《かき鳴らし鳥》が除去出来ません、終わり!
とはいえ初GPでせっかくマネーフィニッシュなのだからと気を取り直して次に。

黒緑トークンt青 ○×○

《影魔導師の浸透者》と《ディミーアのギルド魔導師》のために青をタッチした黒緑。
とはいえ先ほどの青緑の方の下家だったらしく、緑のクリーチャーがあまり良くない模様。
1.《炉火のホブゴブリン》に《粗暴な力》が通って勝ち。
2.《影魔導師の浸透者》が止まらず除去を引かれまくって負け。
3.除去を使わせてから《戦誉の天使》を叩きつけて勝ち。
処理できなければ即座に負け、というようなボムがあまり無く、正直助かりました。
そしてここでの勝ち負けで順位が一桁変わる最終戦。
なんと対戦相手の方は我らがイゼット団《ラル・ザレック》に扮したコスプレイヤーさんでした!

緑多色 ○○

《藻のガリアル》《刻まれた巫女》《刻まれた大怪物》といった錚々たる面子のドメインでしたが、2ターン目ランパンは赤白二段攻撃の得意とするところ。
ラストゲームでは、ダブルマリガンながら13/13になった《藻のガリアル》を従えるラル・ザレック相手に、《戦誉の天使》による賛美絆魂と《粗暴な力》を得て5/5二段攻撃絆魂と化した《ヴィーアシーノの殺戮士》がダメージレースを崩壊させ、守りに入ったところを《使徒の祝福》で躱しておしまい。
トップ8と自分の二桁の最終順位発表を受けて、GP千葉は終了と相成りました。

振り返って、あまりの運の良さと、その幸運を活かしきれないほどに残念な自分のミスが悔やまれました。
特に二日目のドラフトは完全に卓に出てくれたカードが良かっただけで、《不眠の晒し台》三枚と二人の《天使》がいなかったらデッキになっていたかすら怪しいピックです。
とはいえ逆に言えば、この好成績ですらこんなにも改善できるところがあるのですから、マジックというのは本当に奥が深い。
今回のGPではリミテッドが面白い、マジックが面白い!と心から思えたので、参加できたこと自体が誇らしいです。

以上、ところどころあやふやな備忘録でした。

(チェックパックの原始のタイタンfoil、テゼレット、差し戻しfoilでドロップしなくて本当に良かった……)

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