ダークジェスカイ
2016年12月14日 Magic: The Gathering平日フロンティアにダークジェスカイで出てきました。
結果は1-2でしたが、収穫はあったと言えます。
1.赤黒ドラゴン ○×○
・ナヒリチャンドラでコントロールしきって勝ち
・速槍ラブルラブルで削り切られ負け
・コントロールしきって勝ち
2.アタルカレッド ×○×
・後手。タップイン3枚。負け
・コントロールしきって勝ち
・ダブマリから光輝の炎で流した返しに疾駆強大化7点で死亡。あと土地1枚あれば…
3.アタルカレッド ○××
・先手、コントロールしきって勝ち
・トリマリ。探索スタック掻き立て・乱撃の6点で負け。青マナが足りず…
・ダブマリ。除去引けず。
以下が今回のリストです。
見ての通り、ボードコントロールにかなりの比重を傾けたダークジェスカイです。
かつてのスタンダードにおいて汎用除去だった英雄の破滅がローテーション落ちした後、この赤黒青白ジャンクは
「唯一のインスタント確定除去、はじける破滅」
「最強の2マナアクション、ジェイス」
という2つのカードが持つカラーにより、必然性を持って生み出されました。
ところが、少し考えてもらいたい事があります。
果たしてフロンティアという環境において、このカラーリングでデッキを組む必然性はあるのでしょうか?
ダークジェスカイとは、およそミッドレンジからコントロールの狭間に存在するはずです。4色が強いるマナベースはおよそアグロに向きません。
しかしミッドレンジにはアブサンレッドがいます。他にも3色のミッドレンジを組むことはできるでしょう。
コントロールなら、エスパーコントロールやグリクシスコントロールがあります。タップイン率や色マナ管理など、ダークジェスカイよりも優れた点を挙げる事は簡単です。
無許可の分解などの単体除去によって、はじける破滅の優位性は既に崩れています。
それでは、わざわざ動きのトロい赤黒青白ジャンクを組み上げる理由とは?
重コントロールがしたければ3色の方が明らかに強いのに
正直上のリストでその答えが示せているとはあまり思えていません。ただ、私自身、可能性を感じて構築したのも事実です。
はじける破滅のカードパワー。
コラコマの対コプター性能。
ジェイス、オジュコマのシナジー。
ナヒリの除去性能と、奥義に噛み合った青巨人・探索というフィニッシャー陣など。
UUを構えられず、打ち消す事を半ば諦めたボードコントロールではありますが、自ら動くことを強いられる事の多いフロンティアにこういうデッキが1つくらいあっても良いのではないかと思います。
また、ダークジェスカイのリストを探す度に疑問だった火力の点。
稲妻の一撃を採用している物が多かったのですが、これは正直後半腐るなあという考えがありました。
蓄冷稲妻と天才の片鱗のコンビは闇の掌握にも劣らない除去の選択肢だと思います。サイを落とし得る2マナインスタントというのは非常に魅力的。
天才の片鱗も骨読みに対して1マナ重いものの、インスタントという点から十分運用に堪えます。シングルシンボルなのも素晴らしい。
(霊気拠点に関しては、エネルギーを得る手段が6枚しかないデッキでは使えないという結論になりましたが)
というわけで、メインデッキの完成度にはそこそこ自信があったのですが……
サイドボードがダメでしたね。今見返すと突っ込みどころしかありませんが、石の宣告3の部分だけは良かったかな。
次に出るなら、もう少しアタルカレッドを意識したいです。
ダークジェスカイ愛好家の方がどれくらいいらっしゃるか分かりませんが、自分なりに考えた結果をアウトプットしてみました。
結果がドのつくPWボードコントロールというのは自分でも不思議ですが。
現在のフロンティアはアグロが大きく幅を利かせています。
しかし、だからこそコントロールを構築する価値があるとも考えています。
フロンティア界のヤソオカショータになるのは、この文章を読んでくれた貴方かもしれません。
以上になります、ありがとうございました。
結果は1-2でしたが、収穫はあったと言えます。
1.赤黒ドラゴン ○×○
・ナヒリチャンドラでコントロールしきって勝ち
・速槍ラブルラブルで削り切られ負け
・コントロールしきって勝ち
2.アタルカレッド ×○×
・後手。タップイン3枚。負け
・コントロールしきって勝ち
・ダブマリから光輝の炎で流した返しに疾駆強大化7点で死亡。あと土地1枚あれば…
3.アタルカレッド ○××
・先手、コントロールしきって勝ち
・トリマリ。探索スタック掻き立て・乱撃の6点で負け。青マナが足りず…
・ダブマリ。除去引けず。
以下が今回のリストです。
ダークジェスカイ
土地 26
山 2
沼 1
島 1
平地 1
燻る湿地 1
窪み渓谷 2
大草原の川 1
血染めのぬかるみ 4
汚染された三角州 4
溢れかえる岸辺 4
神秘の僧院 3
遊牧民の前哨地 2
クリーチャー 6
ヴリンの神童、ジェイス 4
奔流の機械巨人 2
スペル 28
焦熱の衝動 3
蓄冷稲妻 4
革命的拒絶 4
精神背信 1
はじける破滅 4
コラガンの命令 2
苦い真理 1
天才の片鱗 2
オジュタイの命令 1
先駆けるもの、ナヒリ 2
反逆の先導者、チャンドラ 1
炎呼び、チャンドラ 1
時を超えた探索 2
サイド 15
脅迫 1
払拭 2
石の宣告 3
集団的蛮行 2
失われた遺産 3
光輝の炎 1
燻蒸 1
ゼンディカーの同盟者、ギデオン 2
見ての通り、ボードコントロールにかなりの比重を傾けたダークジェスカイです。
かつてのスタンダードにおいて汎用除去だった英雄の破滅がローテーション落ちした後、この赤黒青白ジャンクは
「唯一のインスタント確定除去、はじける破滅」
「最強の2マナアクション、ジェイス」
という2つのカードが持つカラーにより、必然性を持って生み出されました。
ところが、少し考えてもらいたい事があります。
果たしてフロンティアという環境において、このカラーリングでデッキを組む必然性はあるのでしょうか?
ダークジェスカイとは、およそミッドレンジからコントロールの狭間に存在するはずです。4色が強いるマナベースはおよそアグロに向きません。
しかしミッドレンジにはアブサンレッドがいます。他にも3色のミッドレンジを組むことはできるでしょう。
コントロールなら、エスパーコントロールやグリクシスコントロールがあります。タップイン率や色マナ管理など、ダークジェスカイよりも優れた点を挙げる事は簡単です。
無許可の分解などの単体除去によって、はじける破滅の優位性は既に崩れています。
それでは、わざわざ動きのトロい赤黒青白ジャンクを組み上げる理由とは?
正直上のリストでその答えが示せているとはあまり思えていません。ただ、私自身、可能性を感じて構築したのも事実です。
はじける破滅のカードパワー。
コラコマの対コプター性能。
ジェイス、オジュコマのシナジー。
ナヒリの除去性能と、奥義に噛み合った青巨人・探索というフィニッシャー陣など。
UUを構えられず、打ち消す事を半ば諦めたボードコントロールではありますが、自ら動くことを強いられる事の多いフロンティアにこういうデッキが1つくらいあっても良いのではないかと思います。
また、ダークジェスカイのリストを探す度に疑問だった火力の点。
稲妻の一撃を採用している物が多かったのですが、これは正直後半腐るなあという考えがありました。
蓄冷稲妻と天才の片鱗のコンビは闇の掌握にも劣らない除去の選択肢だと思います。サイを落とし得る2マナインスタントというのは非常に魅力的。
天才の片鱗も骨読みに対して1マナ重いものの、インスタントという点から十分運用に堪えます。シングルシンボルなのも素晴らしい。
(霊気拠点に関しては、エネルギーを得る手段が6枚しかないデッキでは使えないという結論になりましたが)
というわけで、メインデッキの完成度にはそこそこ自信があったのですが……
サイドボードがダメでしたね。今見返すと突っ込みどころしかありませんが、石の宣告3の部分だけは良かったかな。
次に出るなら、もう少しアタルカレッドを意識したいです。
ダークジェスカイ愛好家の方がどれくらいいらっしゃるか分かりませんが、自分なりに考えた結果をアウトプットしてみました。
結果がドのつくPWボードコントロールというのは自分でも不思議ですが。
現在のフロンティアはアグロが大きく幅を利かせています。
しかし、だからこそコントロールを構築する価値があるとも考えています。
フロンティア界のヤソオカショータになるのは、この文章を読んでくれた貴方かもしれません。
以上になります、ありがとうございました。
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